2013年7月、外務省はタイとマレーシアの観光客や出張者に対するビザの免除措置をはじめました。
フィリピンとベトナムには3年の有効期間内なら何度でも入国できる数次ビザの発給を開始、インドネシア向けの数次ビザの滞在期間は15日から30日に延長されました。
タイ人に対するビザの免除措置では15日まで滞在できるとし、2030年までに3000万人の訪日客確保を目指す日本。
2012年までの実績ではいまだ837万人となっているため、今後、多くのタイ人観光客が日本を訪れることを期待したいものです。
ちなみに、これまではタイ人が日本観光ビザを取得する手続きが面倒で、東北アジアに行きたいというタイ人はビザ相互免除協定を結んでいる韓国へと流れてしまっていたのだとか。
2012年の訪日タイ人は26万人で、韓国、中国、台湾、香港、アメリカに次ぐ第6位。
これから日本では、タイから訪れる人々に日本でのおもてなしを心から楽しんでいただき、より多くの人々が訪れてくれるよう、タイ語の通訳なども数多く求められる時代になると思います。
とはいえ、じつはこのビザ免除措置の効果はすでにあらわれているのも事実。
テレビ東京の人気番組「Youは何しに日本へ?」では、成田空港でキャッチする外国人のなかでも、タイ人観光客の存在が目立ちはじめているのです。
家族連れや学生の修学旅行、カップルでの旅行など、多くのタイの人々がいま日本での観光を楽しんでいます。
興味深いのは、タイの方が好んで日本のお土産にする人気商品が「キットカット」の抹茶味だということ。
お茶の味が美味しいと評判となっているようです。
国策として、積極的にタイ人観光客の獲得に乗り出しはじめた日本。
今後、多くの観光客に日本を楽しんでいただくためには、タイ語の通訳の存在が不可欠。
日本の観光シーンをリードするタイ語通訳にチャレンジしてみたいという方は、是非、いますぐタイ語のお勉強をはじめてください。