ロシア語の通訳に必要な力をつける

2013年4月末に安倍首相が日本の首相としては10年ぶりにロシアを訪問しましたね。
プーチン大統領との会談等を経て「日露パートナーシップの発展に関する共同声明」を発表したり日本企業の進出もこれからまだまだ期待できますし、両国のきずなは深まっていくのではないでしょうか。

尖閣諸島問題などもありますが、国民レベルでいえば親日の方が多いともききます。
政治、経済、民間、いろいろなレベルでロシア語の通訳は活躍できる場が用意されていることでしょう。

通訳という作業は容易なことではないと、みなさんご存知のことと思います。

聴いて理解する力はもちろんのこと、話して伝える力もまた必要です。
また、国が違えば、ひとつのものでも捉え方が異なって来る場合もあります。

通訳からおきた残念なトラブルとして、1972年に田中首相が中国に訪問し
晩餐会席上で発言した「多大のご迷惑をかけた」という部分を
「うっかり迷惑をかける」という意味の「添了麻煩」と訳されてしまった事件はご存知でしょうか?

「迷惑をかけたことをあやまる」にしても、重きをおく言い方と軽い言い方と違いがあることを知っていれば
当然回避できたことだったのです。
このような悲劇は、個人レベルの友人関係なら誤解をとくのも早く、苦笑でおわってしまうかもしれませんが、
公の場面ではとりかえしのつかないことにもなりかねません。
ですから、通訳を学ぼうとおもっていらっしゃる方には、専門的な学習方法で、しっかり知識をつけていただきたいですし
また、単なる机上の勉強だけではなく、実践的なさまざまな訓練も必要になってくることでしょう。

世界の言語の中で、仕組みも違えば、文字だけでも何通りもあり、かなり複雑なのは日本語です。いくら日本人だからといって、この日本語の訓練も怠ることはできませんし、
また、通訳とは話して伝えることですから、相手が聞き取りやすい声の訓練も必要になってきます。

通訳をめざすあなたには、ぜひ専門のコースがある外語学院で本物の力をつけていただきたい。

知識、実践、ありとあらゆる分野で専門の講師が、
あなたに合った学習方法でひとつひとつ丁寧に教えてくれますよ。