ラオス語の通訳2

東南アジアの一国、ラオスは日本の本州位の大きさで、インドシナ半島の内陸部に位置します。
南北に長く気候は熱帯モンスーン気候のため、暑気・雨季・乾季に分かれます。
細長い国はそのまま方言の多さにもつながり、特にラオス語を通訳する際には年代差が著しく異なる言語だと言われています。
ラーオ語ともよばれています。
現在ラオスの言語は語彙の違いや音韻体系も異なっており、方言等もすべて理解することはなかなか難しいかもしれません。
文字を持たない地域もあり、口承文化も多くあり、文化的な研究としても興味深いものがありますが、日本ではラオス語を専攻することが出来る大学は東京外語大学のみとなっており、言語の研究は広く行われているとは言えないようです。
そのため、ラオス語の通訳を日本で探すことは難しい部分もあるようです。

ラオス語の標準は首都ヴィエンチャンだと認識されつつありますが、ラオス語とよく似ている取りざたされるのはタイ語です。
ラオスではタイのテレビ番組等もありラオスでも耳にする言語です。
ラオス語とタイ語の関係は近く、両方ともタイ・カダイ語族カム・タイ語派タイ・チワン諸語群タイ語群に属しています。
日本国内で例を見てみると東京弁と東北弁位の近さだと言っても良いかもしれません。

ラオスに観光をしに行くという方がよくいく目的地は世界遺産の一つにもなっているルアン・パパンの町とワット・プーでしょうか。
ルアン・ババンは首都ビエンチャンから400kmほど上流にあるラオス北部に位置する古都で美しい街並みでし街全体が文化遺産として登録されています。
変遷する都市景観がきれいに保存され、ラオス語の通訳からその歴史を案内してもらうのは好評です。
また、ワット・プーは南部のチャンパーサック県にあるクメール遺跡で、正式にはチャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群と呼び、森の中に朽ちかけた遺跡を垣間見ることが出来るでしょう。
元は宮殿か城として建設されたもので石造りの外壁に残された、朽ちかけた彫刻の美しさには時の流れと栄枯盛衰を感じざるを得ません。

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